〜1日４食ダイエットのすすめ〜
この時期になると雑誌なんかでもいろいろ「ダイエット」や「体脂肪を落とす」などの類の記事を多く見かけるようになりますね。フィットネスの専門誌は比較的使えるなという正しい情報を提供してくれています。
「情報社会」の世の中では知識云々はいくらでも配信されていますので、あえてここでは「行動に起こす・移す」ということを目的に記事にして見たいと思います。
第2回のテーマは「食事回数とダイエット」についてです。
あなたは１日に何回食事をしますか？
多くの方が「３食」と答えることでしょう。朝・昼・晩の３回です。ために朝ごはんを食べてないから２回と答える方もいらっしゃいますが…
本当に３回ですか？おやつはどうでしょうか？それも入れたら何回かわからないという答えが出てくるかもしれません。
これが問題なんです。前回のエントリー「ながら食い」ととても関係があるのですが、ついついテレビを見ながら机のうえにあったお菓子を食べたとか、歩いていてのどが渇いたから缶ジュースを飲んだとか…こういうときの食事行動はほとんど記憶されていません。ですから、「そんなに食べてないのに…」というコメントになったり、闇雲に普段の食事を減らして減らした気になっている場合が多いのです。成功しないパターンを申し上げました。
１日２回のダイエットでも、４回でも５回でも「意識して」食事をしている場合には確実にカロリーはコントロールされます。人間の脳は賢いですから。ですが「無意識」の食事はカウントされません。「ながら食い」同様、カロリー収支が乱れる原因です。いついつ食べたというのもきちんと意識しておくことがまず大切です。
私の経験も踏まえての結論としては４回の食事が一番バランスがよいように思います。実際、私も基本４回で実践しています。
食事をすると、血液中の糖濃度（血糖値）が上昇します。食べ過ぎれば過度に上昇します。上昇しすぎると今度は下げなくてはいけません。また空腹時間が長く続くと血糖値は下がりすぎてしまいます。１度にたくさん食べたり、間を空けすぎたりするとこの血糖値コントロールが乱れます。血糖値が乱れると困るのは…
- 擬似的な空腹感から必要以上に食べる恐れがある。
- 急上昇によるインスリンという糖を取り込むホルモンが過剰に分泌され、体脂肪としてストックしてしまう。
という結果を招いてしまうのです。血糖値の乱れは、食事回数の乱れを表しています。それを防ぐために、おおよそ決まった時間に間隔をあけすぎることなく食べることができればよいわけです。食後のデザートなども、時間を離して１６時ごろに温かい飲み物と一緒にいただけば、同じ食べるでも結果が変わってきます。こういった行動をとることが「ダイエット」なんですよ。
食べるものを減らす前に、こういった行動・工夫を凝らすことが何より大切です。自炊したり、行きつけの体によい店を見つけたり…減らすことより、「ダイエット」という行動を楽しみながら行うことができれば、本当にあなたが望む体が手に入りますね。
