〜水を１日２Lは飲みましょう〜

前回のエントリーから開いてしまいましたが、今日は水の摂取についてです。
みなさんは１日にどれくらい水を飲んでいますか？これは意識して飲んでいる人以外は、把握しにくいことかも知れませんね。ちなみに私は、意識して「水」を飲んでいる量はおおよそ１日３Lです。食事等に含まれる無意識に入ってくる水分を除けば毎日それくらい飲んでいます。

　私がダイエット指導を経験する中で、成功者の法則として「水を１日２L飲む」を実行できる人というのが導き出されます。






　これは何も２L飲んだからやせたという意味ではなく、取り組みにそれだけ意識が高いので成功したということです。これからダイエット始めようという人はまず「１日２L」意識して飲んでみてください。

　さて、水を飲め、飲めとは言われてもなぜそれがいいのかわからなければ、実行に移せないのもまた人間。何でも情報を信じちゃいけません、疑って、考えてみることは大切です（笑）。
　まず、貴方の身体はいったいなんでできているか？ということです。皮膚、髪の毛、…それらはたんぱく質でできています、なんてことを以前に書いたかも知れませんが、それとて身体の20％ほど。適切な体脂肪量であれば男性で１５％が脂肪です。ってことは残りは…そう「水」なのです。体脂肪の平均が高い女性でも身体の半分は水です。身体の大部分は水でできているということをまずはご理解ください。
　では、こんなに身体にたくさんあるのならいまさら余分に取らなくて良いのでは？と疑問に思われた方はいませんか？人間の体内が常に動きのない固定されたものならばそうなります。しかし、水槽の水を取り替えなければならないように、体内の水も入れ替えなければいけませんね。血液、筋肉、骨…み〜んなずっと同じではなく常に新しい物に入れ替わっているのです。（新陳代謝ですね）。その中でも水はもっとも出入りが激しい物になります。トイレに行きます。汗をかきます。汗は運動してたり熱かったりしなくても、人間が生きている限り、蒸発して出て行ってます。普通に生活していれば１日におよそ2L〜3Lの水が出て行っている計算になります。
　出て行くのなら体重が軽くなりますね。運動後汗をかけば軽い。「やった〜！」…でもそれは、水が出て行っただけの事。ダイエットで求めているのは脂肪を減らすことなのです。
　身体から水が失われるとどうなるのか？という疑問もわきますね（私だけ？）。脱水という言葉をご存知かと思いますが、これは「のどが渇いたな」という感覚があればすでに脱水が始まっています。体重の３％を超えての脱水は心臓血管系に負担がかかってくるレベルです。運動中は特に注意が必要です。また、感覚として「擬似空腹」を誘うことがあり、これはダイエットにとってマイナスです。本当の空腹というのは脳が血糖の低下を感じ取りりおこるのが正常なのですが、あまりに長時間水分補給をしないでいると、おなかが減ってきたという感覚に襲われるものです。本当の空腹か、偽の空腹かを判断できなくなるということです。　
　その他、体液の濃度（イオンバランスという奴です）の問題とかもおこりますが、あまり難しく考えず、ここは擬似空腹を抑え、体に必要な水分量を毎日摂取し、代謝を高め、ダイエットを成功させましょう、というのが結論です。
　
毎日２Lの水で、健康的にダイエットを成功させていきましょう。