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大阪クラス別ボディビル大会の翌日から次に向けトレーニングを開始しています。「腕を1センチでも太く見せる！！」ただ1点の目標に向かって取り組んでいます。
パーソナルトレーナーが実際に肉体改造に取り組んでいく過程を「ボディビルコンテストへの道」と題して公にさらしてきたわけですが、肉体改造ということに照準を合わせればひとまず「成功」したといえるのではないかと思っています。
しかし、ボディビルコンテスト、いわば競技会としては大変不本意な「失敗作」に終わったといえるのではないでしょうか？
今日はダイエットでの成功の側面と、競技スポーツの難しさについて考えてみたいと思います。
競技というのは、当然ですが他者と競うわけですから、いくら自分がよくなったとしてもそれを凌駕するものがいれば負けるわけです。これは陸上競技においてもそうですね。自分の目標を11秒フラットにおいて調整していた選手が大会当日、10秒9で走ることができました。しかし、10秒8で走る選手が3人いたために表彰台を逃しました。目標達成しているのですが順位的な結果が伴っていません。もしくは目標設定がミスったのかも知れませんが…
フィットネスという自分の体力レベルやビジュアルの向上という側面で見れば私の肉体改造も成功の部類に入ります。しかし、競技会レベルでは足らないところだらけであるということです。
もっとも、痛感したのは「筋肉は短期間ではつかない。筋肉を増やすこととは脂肪を減らすことの何十倍も難しい。」ということです。よく「あんなに筋肉がつくのはいやだ、ムキムキになったらどうしよ〜」なんて声を耳にしますが、断言しましょう。「はっきりいってそう思っているくらいの方が、ムキムキになること不可能です！！」
さて、時間がかかる筋肥大ですが、私の場合、2006年があまりにも不本意なトレーニングしか消化できない1年でして、はっきりと扱う重量も含め伸びたと実感するものが何一つない状態でした。ですので、2007年に入りコンテスト準備には入ったものの、不安というか望んだ体にならないのではないかと思っていました。
幸い、ダイエットがうまくなっていたので無駄を省けて調整が進んだため予想を上回るできでしたが、やはり、筋力が伸びていない、筋肥大の実感がない状態での体は見てのとおりのこんなもんか？！程度でした。「筋肥大」口で言うほど簡単ではないですね〜。
一方、ダイエットは成功したと思います。これはコンテストビルダーとしてというよりは一般の方にも自身を持って指導できるレベルの成功です。
3月19日（71.6kg）から開始して、7月7日（63.5kg）までの毎週の体重平均をチェックしていきますと週500ｇずつ、月2kg、4ヶ月で8kgがぴったりと達成されています。数字的な変化に加え、体が楽でした。減量をしている気がまったくしませんでした。（過去のトライアルでは、少なからず後半ばてていてきつい週が何度かありました）
競技を目指してやるなら「きつい！」面があってもいたし方ありませんが、一般の方が健康のために減量するのでした絶対にストレスになるほど「きつい」ものは失敗です。
結論は「日本人なら米を食べろ！！」です。いつしか、米を食べれば太るとか、炭水化物を減らせば減量ができるとか、道を間違った話を耳にするようになっていましたが、今回の減量で確信しました。悪いのは米ではないなと・・・このあたりはまた後日まとめていきたい話です。
8月19日まで残された時間は少ないですが、やれることを精一杯やってみます。パーソナル指導もバリバリやりますよ！
