ダイエットシリーズその7「減量の鍵を握る、脂質の摂取について」

 

食品には何らかの栄養素が含まれており、現在でもいろいろなものが研究により発見されています。その中でも3大栄養素と呼ばれるエネルギーをもつ栄養素は皆さん、ご存知の「糖質」「たんぱく質」「脂質」です。前2者は当シリーズでも解説済みですので今日は「脂質」についてのお話です。

 

 3大栄養素の一つですので、カロリーを持っています。脂質1g当たり9kcalと他の栄養素の倍以上のカロリーを持っているのが特徴です。カサが少なくエネルギーを得られるので、効率のいいエネルギー源であると同時に現代のような飽食の日本ではエネルギーのだぶつきにつながる恐れのあるものでもあります。

 

 脂質の種類を大まかにみると肉や魚由来の「動物性脂肪」と植物由来の「植物性脂肪」そして人工的に作られた「トランス型脂肪」となります。注意が必要なのは「トランス型脂肪」です。マーガリンやショートニングが代表ですが、菓子パンの中には必ずはいっていますね。菓子パンは安価でどこでも手に入れることができるので、ちょっとした合間の食事などで利用している人を見かけますが、見た目や持った感じの軽さとは裏腹に中身はとってもヘビーです。脂質の割合が高く軽食のつもりが相当なカロリーになってしまいます。菓子パンとついているので「パン」=食事になりそうですが、実態はただの菓子類です。避けるべき食品の代表格かもしれません。

 

一方で、食事から摂るべき脂肪=必須脂肪もあります。これは魚に含まれるDHA,EPA,ナッツに含まれるリノレン酸、なたね油に含まれるリノール酸などが該当します。加工品ばかり摂っているなど極端な場合を除けば不足することはあまりないでしょう。

普段の食事を考える場合はこのように大まかにみておけば大丈夫です。

 

 現代の日本ではお米離れと同時に、総カロリーに占める脂質の割合が増えている傾向にあり、食事が欧米化している事実は否めません。総摂取カロリーは昔と比べて高くないのに肥満由来の病気が増えているのは、運動不足とともに脂質の割合が高い食事、脂質の質が低い食事が影響しているのではないでしょうか。

 

 肉体改造するには脂質の摂取を低く抑えること、脂肪の質を上げること。この2点です。