アセットデザインボディデザインを形にする!! パーソナルトレーナーのLEANBODY(S)です

先日、ウェイトマネジメントスペシャリストという講座の講師を担当してきました。体重管理のプロを養成する講座です。体重管理という言葉はあまり好きではないですが・・・要するに、増量、減量、維持を思いのままにできるようアドバイスするための勉強です。
講習で扱うテーマとして、
1、健康問題と体重管理
2、美容、ボディメイク
3、アスリートの体重管理

がありました。

アスリートの体重管理は、競技によっては一般の方のそれよりもシビアになります。私も趣味レベルとはいえ、ボディビルディングという減量が必要な(増量も必要な)競技に取り組んでいた時期があり、体脂肪率を5%程度まで絞るという普通の人には必要のない減量をしていました。
これは競技ですので意味がありますが、一般の人がそれを目指してやっていくのはどうかと思います。5%で普通に過ごせるという人がいれば別ですが・・・
私の場合の普通は10〜12%で、これは別段意識しないくても普段これくらいというものがこのラインになっています。

 厳しい減量ということでいえば、ボクシングや柔道などの階級制のスポーツで求められます。もちろん日頃から節制し、ハードにトレーニングをしていたとしても、試合で設定した体重に合わせるというのはストレスのかかるものです。

 一方、体重をいくつにしなければいけないという制約はないものの、競技力のために、または見た目にも体重を増やしたくないという競技も存在します。
 フィギュアスケート、新体操などに代表される審美性の高い競技、陸上長距離、跳躍など自分の体を移動することがパフォーマンスとなる競技がその代表です。
 この両者に共通することは、
・「理想体重」という本当は存在しない線引きがあること
・体重が軽い=いいこと、と選手も指導者も思っていること
・それが過度になりすぎていること
という点が挙げられます

 新体操や体操の女子で性周期が狂っている、または生理が止まっていることが当たり前という世界。私が見ていた陸上選手の女子もそのチームメイトも含めほとんどそのような状況であり、それが「当たり前」となっていたことには驚かされました。

これは、私が体脂肪率を5%までにして普通でない状態を作って、「これは競技なんで無理しているし、仕方ないこと」というのと、は全然意味が違います。上記の女性アスリートの場合は「競技だから仕方ない」では済まされない問題かと思います。

一つは、練習量に見合った食事量がとにかく取れていないことが問題です
・指導者から体重のことを指摘されるが、その対処法についてアドバイスをもらえていないこと
・それにより我流で減量をしてしまう、すなわち「食べない」という選択や、偏った食事をしてしまうこと

これでは体重が軽くなってもパフォーマンスが上がるどころか、体調を崩しかねません。
どれくらいのラインが食べ過ぎなのか、どれくらい食べるのが良いのか、きちんと専門家と話し合った上で取り組むべき事例かと思います。 

 女性のスポーツ参加、競技参加、競技力の向上、ジュニアアスリートの増加という点からも、「アスリートのための食事」は一般の方の食事とは少し違うということも踏まえた正しいアプローチが必要なります。また、女子アスリートにまつわる諸問題も合わせて考えていく必要があると感じています。

指導者が知っておくべき女性のカラダについての知識(高尾ドクター)