お米を食べてボディメイクする!パーソナルトレーナーのLEANBODY(S)です

今月は、講師を担当する側が続いておりましたが、今週末は受講側としてセミナーに参加しました。
結論から言うと、自分が学んできたことを別角度で整理ができ、考えていたこと思っていたことが間違ってはいなかったと言うことが確認できました。
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ライプチヒ学派
日本ではまだまだ体育の中に普及していないものにスポーツ運動学が挙げられます。コオーディネーショントレーニングと言われるようなものがそれです。マイネルの運動学は長く受け継がれている書物ですが、そのライプチヒ学派の教授から直接お話を聞くことができました。
スポーツ運動学動作学










体力と技術とその間に位置するもの
ストレングス&コンディショニングという言葉があります。筋力をベースとした体力レベル全般を最高の状態にするということですが、コンディションをベストにすれば必ずしも競技パフォーマンスが高まるということではありません。各競技特有の技術を身につけることはその競技でパフォーマンスを発揮するために絶対必要なことですが、それだけでも足りません。その足りない何かが、「コオーディネーション能力」ということになります。

筋力アップの勘違い?
「力」能力を高めることは多くの競技で必要ですが、力を出すためには「筋の作動」をできるだけ控えることが課題でもあるので「力んだ」「筋肉を意識した」動きというのは避けねばなりません。筋力トレーニング、筋力アップのやり方を間違えると、返ってパフォーマンス低下につながるのではないでしょうか?

技術練習のやりすぎ?
スキルやテクニックは言うなればそのスポーツの型みたいなものです。出来てしまえばそれをただただ繰り返すばかりでは、動作そのものが自動化されすぎてしまいます。競技で大事なのは、ゲームという状況が色々変化する中でどう体が動くかという自在性のようなものが必要になります。
基礎的なコオーディネーション能力が土台となり、各競技の特性にてらした専門的コオーディネーション能力を高めることが、ゲームで実際に活かせるということになります。
日本人は、練習時間が長いし、同じものの反復が多すぎるということを指摘されていました

旧東独のスプリントトレーニングの指導法
ある大学の陸上部監督でスプリント、跳躍のコーチの先生が、旧東独のエリート陸上クラブに視察に行かれた報告がありました。いわゆるナショナルチームのトップ選手の指導風景などを動画で見せていただきました。練習内容はシンプルでした。また、年齢に応じてどこまでやるか、何をすべきかが明確で、シニアになってきちんと記録が伸びるように先を見据えて進めているようでした。高校時代に結果を残すことだけに注力しすぎると、後々伸ばすことができないものが出てきてしまうこともあります。年代別にやるべきことがあるということです
19歳くらいからは特に筋力、パワーを重視したものが多く取り入れられていました。女子の跳躍選手でフルスクワットが120kg以上、パワークリーンが80kg以上。これくらいがトップ選手の基準のようでした。これらの記録の伸びと、競技の記録の大きく伸びたタイミングは大体一致していました。だからと言ってとにかく「ウェイトトレーニングだ!」ということではなく、段階的に進めてきてこの時期に筋力を伸ばすという計画のもとでやられているということです。

まとめ
旧東独含め、現在のドイツのスポーツのレベルは高いです。日本人は体格で劣るとか、パワーで劣るといったことをよく耳にしてきました。しかし、そうではなく、コオーディネーション能力の捉え方、筋力トレーニングの捉え方、トレーニングの長期的計画、試合に向けてのテーパリングという部分でちょっとずれているとか惜しい部分があるということだろうと感じました。決して劣っているのではない、考え方の部分を少し変えればいいのだという感想を持ちました。

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初歩の動作学の著者である、ハルトマンさんと