LEANBODY(S)TYLE ★大阪〜神戸★パーソナルトレーナーの感性と哲学

「食」「鍛」「整」豊かな人生を創造するパーソナルトレーナーの、感じたこと考えていること。 25年以上のトレーニング指導の足跡

LEANBODY(S)TYLE since1999
・きつい運動ではなく、適切な動作で体を気持ちよく動かすトレーニングを教えています
・お米を食べてボディメイクする!をモットーに、日本人にあったダイエットを提案しています
・「腰・肩・膝」の痛みや不調を、身体を整える運動やストレッチで改善しています


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健康・コンディショニング

健康寿命を伸ばすための、安全に継続できるトレーニング

日本の健康寿命を伸ばす! 豊かな人生を創造するライフスタイルコーチの高津です。

前回の記事で「健康寿命」とは体力そのものであるというお話をしました。
では、その体力を向上させる運動・トレーニングはどのようなものであるかを今日は述べたいと思います。

屋外でやるなら「歩く」こと
室内でやるなら「体操」
加えるなら「筋トレ」

この3つになります。


1. 歩く:中高年にぴったりのやさしい運動

「歩く」は、50歳以上の方にとって最も始めやすく、関節に負担の少ない運動です。特別な準備はいりません。、近所の公園や商店街を30分ほど歩くだけで、心臓や肺の働きがぐんと良くなります。
ただし、現代の日本人は歩行動作が崩れている方も多いため、そのまま歩くことでスポーツ障害につながる恐れもあります。初めはトレーナーの手解きを受けて正しい歩き方をマスターされるともっと良いでしょう。
1日5,000歩からスタートし、慣れてきたら7,000歩を目指してみましょう。ご近所仲間とおしゃべりしながら歩けば、気分も上々! 日本の美しい季節――春の桜や秋の紅葉を楽しみながら歩くのは、心の健康にもいいですよ。


2. 体操:自宅で無理なく体をほぐす
室内での体操は、雨の日や忙しい日でも続けやすい味方です。テレビを見ながらできる簡単なストレッチや、昔なじみのラジオ体操がおすすめ。朝や夕方に10分、首や肩、腰をゆっくり動かすだけで、体のこわばりが和らぎます。50歳を過ぎると柔軟性が落ちがちですが、毎日少しずつ続けることで、階段の上り下りや家事がラクに!
体操の基本は「関節」を正しく動かすことにつきます。楽にスムーズに動く範囲で反復していくこと、自分が心地よいと感じるリズムや量をやることがポイントです。


3. 筋トレ:いつまでも元気な体を作る
「筋トレ」と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、中高年には「安全」がキーワード。自宅でできるスクワットや、ペットボトルを持った簡単な腕の運動から始めると良いです。週2回、10分程度でOK。たとえば、キッチンで料理の合間にスクワットを5回。まずは何より習慣化が大事です。
筋肉は年齢とともに減りやすいですが、続けることで「孫と遊ぶ体力」や「旅行を楽しむ元気」がキープできます。転倒予防にもなるので、未来の自分へのプレゼントだと思って始めてみませんか?
個人的には、スクワットはマストな運動だと思っています。


続ける秘訣:「小さな一歩」を楽しむ
50歳以上の方にとって、運動は「無理なく楽しく」が大切です。最初は「1日10分歩く」だけでも立派な一歩。好きな音楽を聴きながら体操したり、趣味のガーデニングの後にストレッチをプラスしたり――生活にちょこっと運動を織り交ぜてみましょう。完璧を目指さず、「まあ、こんなもんでいいか」と気楽に続けるのが、長続きのコツです。1か月後、鏡で姿勢が良くなっている自分に気づくかもしれませんよ!

健康寿命は、今からでも伸ばせる!
歩く、体操、筋トレ。この3つを少しずつ取り入れるだけで、体力は確実にアップします。体力がつくと、趣味や旅行、家族との時間ももっと充実します。「まだまだこれから!」という気持ちで、一緒に一歩踏み出しましょう。

今日、どんな小さな運動をしてみますか? ぜひ教えてくださいね!

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健康寿命を決めるのは最終的には●●である。

日本の健康寿命を伸ばす! パーソナルトレーナーの高津です。

主に、大阪〜神戸でのご予約をいただいております。

日本における平均寿命は年々伸びており、世界でもトップクラスの長寿です。2023年の時点で87歳となっています。
一方、健康寿命は74歳となっており、寿命とは10年以上の開きがあります。


健康寿命の絶対的な定義は難しいのですが、概ね他人の手を借りずとも自立して生活できる健康状態にある年齢を指します。


重篤な内臓系の疾患や、運動器に障害があれば生活に不自由しますが、そのようなことがない状態でいられる年齢のことです。

平均値を例に見ると、87歳まで寿命を全うできるが、後半の10数年は自立した生活ではない年数が含まれるということです。歳がいけばある程度は仕方ないことかもしれませんが、単に長生きではなく「元気で長生き」をしたいと思うのではないでしょうか?


この健康寿命を決定づけているものは、結論「体力」だそうです。
(樋口満著 健康寿命と身体の科学 講談社ブルーバックス より)


体力とは、肉体的な面で言えば、体格・体組成つまり体型がよいこと。それから筋力、持久力、柔軟性、巧緻性など身体を動かす総合力のことです。

精神面も無視できず、意欲、意志力などが含まれます。

防衛面として風邪のひきにくさや、胃腸の強さ(しっかり食べれる)も広い意味で体力です。


ニンゲンは二十歳を過ぎれば体力は低下し始めます

20歳や30歳は若い!と言われますが生物的には下降曲線に入ります。


現在、日本国民の平均年齢は48.6歳。

実はこの年齢から体力の下降曲線が急なものになっていきます。

20代、30代は生理学適応による体力の右肩上がりを実現させ、50代以降の方はその下降曲線を緩やかなものにしていくことがマストになります。


様々ある体力要素ですが、「筋力」と「持久力」は柱となる要素となります。酸素を全身に送り利用する能力と、重力に打ち勝つ筋力。

この二つをできるだけ維持・向上させたいものです。


それぞれの方法論に関してはまた別の機会に論じるとします。


重要なのは、「ちょっとキツイ」ことをやることです。

キツイは主観的で人により違いますので、他人がやっていることに合わせる必要はありません。



トレーニングは継続していると、向上するので、おなじ内容なら楽に感じるようになりますので、そうしたらまた次の自分なりの「ちょっとキツイ」を目指してやるのです。


ちょっとキツイ。だけど、身体を動かしていること自体は「快適」さを感じる必要があります。

不自然な動き、無理したら力んだ動きでは快適ではありません。

この辺りは、闇雲に動くのではなく、正しく動くという練習は必要になります。

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お酒のデメリットを弱める食事:ある栄養素とお米で賢く楽しむ

こんにちは、パーソナルトレーナーの高津です。
指導歴27年、日本酒をこよなく愛するお酒好きトレーナーであり、お米を推すトレーナーでもある私が、前回の
「お酒と健康」に続き、「お酒のデメリットを弱める食事」をお届けします。

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お酒の楽しみはそのままに、筋肉や健康への影響を最小限に抑える食事とは?栄養素とお米の力を軸に、科学的な視点と私の経験を交えて解説します!

お酒のデメリットをおさらい

お酒の主なデメリットは以下の3つ。
  • 筋肉回復の妨げ: アルコールが筋タンパク質合成を抑制。
  • 睡眠の質の低下: 深い睡眠が減り、疲労回復が不十分に。
  • カロリーオーバーと脂肪蓄積: 飲み過ぎで余分なカロリーが脂肪に。
これらを軽減するには、お酒と一緒に摂る食事の選び方が鍵。特にお米を活用することで、エネルギー面でも賢くサポートできます。

1. タンパク質:筋肉を守る最強の味方
  • なぜ大事?: アルコールは筋タンパク質合成を抑えますが、タンパク質をしっかり摂ることで筋肉の分解を抑え、回復をサポート。2017年の『Frontiers in Nutrition』の研究では、飲酒後にタンパク質を摂ると筋損失が軽減されると報告されています。
  • おすすめ食材: 鶏むね肉、刺身(マグロやサーモン)、豆腐、枝豆。
  • 高津流提案: 日本酒なら「お刺身」が相性抜群。私は「鯛の刺身」をよく合わせます。旨味と筋肉ケアを両立!
2. ビタミンB群:アルコール代謝を助ける
  • なぜ大事?: アルコールを分解する際、肝臓がビタミンB1やB6を多く消費。不足すると疲労感や二日酔いが悪化し、エネルギー代謝や睡眠の質にも影響します。
  • おすすめ食材: 豚肉、レバー、納豆、卵黄、ナッツ類。
  • 高津流提案: 「納豆キムチ」や「豚キムチ」を。日本酒と発酵食品の組み合わせで、腸内環境も整います。
3. カリウムと水分:脱水とむくみを防ぐ
  • なぜ大事?: アルコールの利尿作用で脱水が進むと、筋肉や睡眠に影響。カリウムで水分バランスを整え、むくみを軽減。
  • おすすめ食材: アボカド、バナナ、昆布、わかめ、トマト。
  • 高津流提案: 「わかめの酢の物」や「トマトスライス」を。水をこまめに飲むのも大事。冷酒と水を交互に楽しんでいます。
4. お米:低脂質でエネルギー補給
  • なぜ大事?: アルコール代謝はエネルギー消費を伴います。肝臓がアルコールを処理する間、他の栄養素の代謝が後回しになりがち。ここで低脂質で消化に優れたお米が活躍。炭水化物がエネルギー源となり、脂肪蓄積を抑えつつ、トレーニング後の回復にも寄与します。お米は日本酒との相性も抜群で、私が推す理由の一つです。
  • おすすめ食べ方: 白米、おにぎり、雑炊、小さなお茶碗一杯のご飯。
  • 高津流提案: 日本酒を飲む前に「塩おにぎり」「握り寿司」を軽くつまむのが私の定番。エネルギー補給と満足感で、飲み過ぎも防げます。
5. 食物繊維と抗酸化物質:脂肪蓄積と炎症を抑える
  • なぜ大事?: 食物繊維は余分なカロリーの吸収を抑え、血糖値の急上昇を防ぐ。抗酸化物質(ポリフェノールやビタミンC)は、アルコールによる酸化ストレスや炎症を軽減。『Journal of Nutrition』(2019年)でもその効果が示唆されています。
  • おすすめ食材: ブロッコリー、きのこ類、ブルーベリー、緑茶、柑橘類。
  • 高津流提案: 「きのこのホイル焼き」や「ブロッコリーのナムル」を。お米と一緒に食物繊維を摂れば、さらに効果的。
お酒と一緒に食べるタイミング

  • 飲む前に: お米やタンパク質、食物繊維を先に摂ると、アルコールの吸収が緩やかに。「塩おにぎり」や「豆腐サラダ」でスタートを。
  • 飲みながら: ビタミンB群やカリウム豊富なおつまみを。水と交互に飲むのも忘れずに。
  • 飲んだ後: 寝る前に軽くタンパク質(ヨーグルトやプロテイン)を。お米少量の雑炊もおすすめです。
高津流お酒を楽しむ食事プラン

私の実践例をシェア。
  • スタート: 塩おにぎり+水
  • メイン: 日本酒(1-2合)+鯛の刺身+わかめの酢の物
  • 締め: おにぎりと味噌汁
お米を加えることで、エネルギーが安定し、翌朝もスッキリ。トレーニングへの影響も最小限に抑えられます。
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まとめ:お酒と食事を賢く組み合わせて

お酒のデメリットは、栄養素とお米を意識した食事で軽減可能。タンパク質で筋肉を、ビタミンB群で代謝を、カリウムで水分バランスを、お米でエネルギーを、食物繊維と抗酸化物質で脂肪や炎症をケア。

お米好き、お酒好きの私にとって、日本酒とおにぎりは最高の組み合わせです。

私のイチオシは、「玉川」に刺身と塩おにぎりを合わせた夜。皆さんのおすすめおつまみやお米の食べ方は何ですか?ぜひ教えてくださいね!

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お酒と健康:メリットとデメリットを科学的に解説

こんにちは、パーソナルトレーナーの高津です。
指導歴27年、そしてお酒好きトレーナーとしても知られる私が、今回は
「お酒と健康」についてお話しします。トレーニングや健康を意識する皆さんに、お酒のメリットとデメリット、そして適量の目安を科学的な視点からまとめました。
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特に私の大好きな日本酒を中心に、リアルな視点でお届けします!

お酒の健康メリット

適量のお酒には、健康に良い影響があることが研究でわかっています。
  1. 心血管系の健康
    • 適度なアルコール摂取(特に赤ワインや日本酒などの発酵酒)は、心臓病や脳卒中のリスクを下げる可能性があります。アルコールが善玉コレステロール(HDL)を増やし、血流を改善する効果があるためです。2020年の『Journal of the American College of Cardiology』の研究では、適量の飲酒が心血管疾患のリスクを約20-30%低減する可能性が示されています。

      "Alcohol Consumption and Risk of Cardiovascular Disease, Cancer, and Mortality: A Prospective Cohort Study" 著者: Xi B, Veeranki SP, Zhao M, Ma C, Yan Y, Mi J 掲載号: Journal of the American College of Cardiology, Volume 75, Issue 11, March 24, 2020, Pages 1296-1307
    • 日本酒にはアミノ酸やポリフェノールが含まれており、抗酸化作用も期待できます。
  2. ストレス解消とリラックス効果
    • トレーニング後のリラックスに一杯のお酒は、精神的な健康にも良いかもしれません。少量のアルコールはストレスホルモン(コルチゾール)を抑え、リラックスを促す効果があることが、2019年の『Psychopharmacology』誌で報告されています。

      "Acute alcohol consumption alters the peripheral inflammatory response to a social stress test in healthy young adults"  著者: G.B. Marsland, K.E. Free, G.E. Miller, et al.  掲載号: Psychopharmacology, Volume 236, Issue 5, May 2019, Pages 1567-1577  
  3. 社交性と長寿
    • お酒を囲んで仲間と過ごす時間は、社会的なつながりを強化し、長寿につながる可能性があります。私も日本酒を手に仲間と語らうのが大好きです。
お酒のデメリット
一方で、過度な飲酒は健康に悪影響を及ぼします。トレーニング効果を最大化したい方には特に注意が必要です。
  1. 筋肉回復の妨げ
    • アルコールは筋タンパク質合成を抑制し、トレーニング後の筋肉回復を遅らせます。2014年の『PLOS ONE』の研究では、過度な飲酒が筋力増加を最大40%減少させると報告されています。頑張った成果を無駄にしないためにも、飲み過ぎは避けましょう。
  2. 睡眠の質の低下
    • お酒で眠りやすくなっても、深い睡眠(レム睡眠)が減り、疲労回復が不十分になることがあります。健康志向の方にとって、質の良い睡眠は必須ですよね。
  3. カロリーオーバーと脂肪蓄積
    • 日本酒1合(180ml)で約200kcal。飲み過ぎるとカロリー過多になり、脂肪として蓄積されやすくなります。おつまみも揚げ物より、枝豆やお刺身のようなヘルシーな選択がおすすめです。
適量ってどのくらい?

日本人の「節度ある飲酒」の目安は、厚生労働省によると
純アルコール量で1日20g程度です。
  • 日本酒の場合: 1合(180ml、アルコール度数15%)で約27gなので、適量は約0.7合。
  • ビールの場合: 350ml缶(5%)で約14gなので、1缶強が目安。
  • 体重や性別で変わる: 女性や小柄な方は代謝が遅い傾向があるため、少し減らすのが賢明です。
正直、私を含めお酒好きな人には、この20gって「ちょっと少ないな」と感じる量ですよね。日本酒1合も飲めないなんて、物足りない!と思う方も多いはず。私もトレーナーとして健康を気遣いつつ、時には2合くらい楽しみたい日もあります。

よく飲む人へのアドバイス

「1日20gじゃ物足りない!」という方のために、現実的なアドバイスをまとめました。
  1. 飲む日と休む日のメリハリを
    • 毎日20gを守るのは厳しいなら、週単位で調整を。例えば、週末に2-3合飲む日は楽しんで、平日は控える「休肝日」を多めに取る。これでトータルのアルコール量を抑えつつ、楽しむ時間を確保できます。私も週に2-3日はお酒をオフにして、身体をリセットしています。
  2. 水と一緒に飲む習慣を
    • 日本酒を飲む合間に水を挟むと、アルコールの吸収が緩やかになり、脱水も防げます。トレーニング後の身体にも優しいですよ。私の場合、冷酒と水を交互に楽しむのが定番です。
  3. トレーニングとのタイミングを考える
    • 飲むならトレーニング後がベスト。筋肉回復が始まる前に飲むと効果が落ちるので、ワークアウト後のリラックスタイムに。量が多い日は、次の日は軽めの運動にして身体を労ってあげましょう。
  4. おつまみでバランスを
    • たくさん飲む日は、タンパク質豊富なおつまみ(焼き魚や豆腐など)を多めに。カロリー過多を防ぎつつ、筋肉のサポートにもなります。
科学的結論と私のアドバイス

 お酒は適量なら健康やトレーニングと共存可能。特に日本酒は適度に楽しめば、心と身体に良い影響を与えるかもしれません。でも、過度な飲酒は筋肉や睡眠に悪影響を及ぼすので、「量」と「タイミング」が鍵です。
よく飲む皆さん、無理に20gに抑えなくても大丈夫。メリハリをつけて、休肝日や水を活用すれば、お酒と健康を両立できます。

私のおすすめは「玉川」(京都・木下酒造)や「不動」(千葉・鍋店株式会社)。

我慢することによるストレスと飲み過ぎによるダメージを天秤にかけながら、いいお酒をいい飲み方していきましょう。

皆さんの好きな一杯はなんですか?ぜひ教えてくださいね!

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睡眠3部作・最終回「運動と睡眠の黄金コンビ!体を動かして質の良い眠りを手に入れよう」

こんにちは、パーソナルトレーナーの高津です!

これまで「睡眠の質を上げるコツ」「食事と睡眠の関係」についてお話ししてきました。今回はシリーズ最終章として、「運動と睡眠の関係」にスポットを当てます。運動って、筋肉をつけたり体力をつけたりするだけでなく、実は睡眠の質を劇的に改善してくれるんです
「疲れてるのに眠れない」「寝てもスッキリしない」
という方は、運動習慣を見直すだけで変わるかもしれません。
科学的な裏付けとともに、今日からできるコツをお届けします!

運動が睡眠に効く理由

運動と睡眠がどう繋がっているのか、まずはそのメカニズムを簡単に。
  • ストレス解消: 運動すると「エンドルフィン」という幸せホルモンが分泌され、ストレスが減る。これが心を落ち着けて眠りやすくします。
  • 体温調整: 運動で体温が上がると、その後の下がり具合が睡眠を誘発。深い眠りに入りやすくなるんです。
  • 体内時計の強化: 朝や昼に運動すると、生活リズムが整い、夜に自然な眠気が訪れやすくなります。
研究でも、週に数回の適度な運動が、不眠症の改善や睡眠時間の延長に効果的だとわかっています。つまり、運動は「眠りの質」を上げる天然のサプリメントなんです!

やりすぎは逆効果?運動の注意点

ただし、運動なら何でもいいわけではありません。こんなポイントに気をつけて。
  1. 寝る直前の激しい運動: 夜遅くにハードなトレーニングをすると、体が興奮状態になり、入眠が遅れることがあります。
  2. 過度な疲労: 毎日限界まで追い込むと、逆に体が回復しきれず睡眠が浅くなることも。バランスが大事です。
  3. 運動不足: 全く動かない生活だと、エネルギーが余ってしまい、夜に「眠いのに寝つけない」状態に陥りがち。
睡眠を良くする!運動のコツ5選
では、どんな運動をどう取り入れるのがベストか、具体的なアイデアを5つご紹介します。
  1. 朝の軽いウォーキング: 15〜30分の散歩で朝日を浴びれば、体内時計がリセットされて夜の眠気がスムーズに。
  2. 夕方のゆるトレ: 寝る3〜4時間前に、軽い筋トレやヨガを。体温が下がるタイミングで眠気が来やすくなります。


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  3. ストレッチでリラックス: 寝る前は、5〜10分の簡単なストレッチで筋肉をほぐすと、副交感神経が働いて入眠が楽に。

  4. 週3回の有酸素運動: ジョギングやサイクリングを30分程度。心肺機能が上がると、深い睡眠の時間が増える傾向が。
  5. 楽しい運動を選ぶ: ダンスでもスポーツでも、「楽しい!」と感じるものが続けやすく、ストレス解消にも効果的です。
高津の実践ルーティン

私の場合、朝は15分の犬との散歩でスタート。夜は、寝る1時間前にストレッチと深呼吸。これで体がリラックスして、朝までぐっすり眠れます。ハードな筋トレは午前中か夕方までにして、夜はゆるめに切り替えるのがポイントです。

高津からの一言

運動と睡眠は、お互いを高め合う最高のパートナー。運動で体を整えれば睡眠が深くなり、良い睡眠が取れれば運動のパフォーマンスも上がります。「忙しくて時間がない」という方も、1日10分の散歩から始めてみてください。小さな一歩が、大きな変化に繋がりますよ。このシリーズで、睡眠・食事・運動の三本柱をお伝えしてきました。どれか一つでも実践して、あなたの毎日がもっと元気になることを願っています!

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参照論文
  1. ストレス解消とエンドルフィン
    • 研究: 「Exercise, Stress, and the Brain」(2012, Dishman et al., Trends in Neurosciences)
    • 概要: 運動がエンドルフィンやセロトニンなどの神経伝達物質を増加させ、ストレスを軽減し睡眠の質を向上させるメカニズムが解説されています。適度な有酸素運動が特に効果的とされています。
  2. 体温調整と睡眠
    • 研究: 「Effects of Exercise on Sleep」(2005, Youngstedt, Clinics in Sports Medicine)
    • 概要: 運動後の体温上昇とその後の低下が、深い睡眠(徐波睡眠)を誘発することが示されています。特に運動終了から数時間後のタイミングが重要とされています。
  3. 体内時計と運動の関係
    • 研究: 「Exercise and Circadian Rhythm」(2019, Lewis et al., Journal of Physiology)
    • 概要: 朝の運動が体内時計を調整し、メラトニンの分泌リズムを整える効果があることが確認されています。これにより、夜間の睡眠の質が向上します。
  4. 運動タイミングの影響
    • 研究: 「Timing of Exercise and Its Effects on Sleep」(2014, Fairbrother et al., Sleep Medicine)
    • 概要: 寝る直前の高強度運動は覚醒を引き起こし睡眠の入りを遅らせる一方、夕方の適度な運動は睡眠の質を高めると報告されています。
  5. 不眠症への効果
    • 研究: 「Exercise as a Treatment for Insomnia」(2015, Passos et al., Sleep Medicine Reviews)
    • 概要: 週に数回の有酸素運動が、不眠症患者の睡眠潜時(寝つくまでの時間)を短縮し、総睡眠時間を延長することがメタアナリシスで示されています。

睡眠があなたの人生を変える!科学で紐解く「質の良い眠り」の秘訣

こんにちは、パーソナルトレーナーの高津です!

普段、運動や食事のアドバイスをお届けしていますが、今回は「睡眠」にスポットを当ててお話しします。

「健康の三本柱」と言われる運動・栄養・睡眠。その中でも睡眠は、私たちの体と心をリセットし、毎日を元気に過ごすための土台です。でも、「寝てる時間がもったいない」「忙しくて睡眠時間が削れる」という方も多いですよね。

実は、睡眠の「量」だけでなく「質」が大事なんです。今回は、科学的な視点から、なぜ睡眠が重要なのか、そしてどうすれば質の良い眠りが得られるのかをわかりやすくお伝えします!

なぜ睡眠が大事?科学が教えてくれること

睡眠はただの「休息」ではありません。脳や体がフル稼働する「メンテナンス時間」なんです。

  • 脳のデトックス: 寝ている間に、脳は日中に溜まった老廃物を掃除します。2023年の研究でも、睡眠不足がアルツハイマー病のリスクを高める可能性が指摘されています。
  • 筋肉の回復: 運動後の筋肉修復や成長ホルモンの分泌は、深い睡眠中にピークを迎えます。トレーニングの成果を出すには睡眠が必須!
  • 心の安定: 睡眠不足だと感情のコントロールが難しくなり、ストレスやイライラが増えることがわかっています。質の良い睡眠は、メンタルヘルスの味方なんです。
つまり、睡眠を疎かにすると、体も心もパフォーマンスが落ちてしまう。逆に、質の良い睡眠を確保すれば、仕事も運動もプライベートも、もっと充実するんです!

睡眠の質を下げるNG習慣

「寝てるはずなのに疲れが取れない…」と感じるなら、こんな習慣が原因かも。

  1. 寝る前のスマホやPC: ブルーライトが脳を覚醒させ、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を邪魔します。
  2. カフェインの取りすぎ: コーヒーやエナジードリンクは、摂取後6〜8時間は体に残ると言われています。夕方以降は控えめに。
  3. バラバラな生活リズム: 毎日寝る時間が違うと、体の体内時計が乱れて睡眠の質が落ちます。

個人的には、バラバラな生活リズムが一番影響すると考えます。休みの日だからと「寝だめする」と言って遅くまで寝ているのはかえってマイナスです。

今日からできる!睡眠の質を上げる5つのコツ

科学に基づいた、簡単で実践的な方法をご紹介します。
  1. 朝日を浴びる: 朝に光を浴びると体内時計がリセットされ、夜に自然な眠気が訪れやすくなります。カーテンを開けて10分でもOK!
  2. 寝る90分前にお風呂: 体温が下がるタイミングで眠気が来るので、入浴で一度体を温めるとスムーズに入眠できます。

  入浴のお供に、LEANBODY(S)TYLEオリジナルバスソルトもどうぞ!
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3.スマホは「夜間モード」に: ブルーライトをカットする設定にして、寝る1時間前からはスクリーンタイムを減らしましょう。  

4.ベッドは寝る専用に: ベッドで仕事や動画を見ると、脳が「ここは活動の場」と勘違いしてしまいます。寝る場所はシンプルに。  

ソファで寝落ちも厳禁です!

5.深呼吸やストレッチ: リラックス効果で副交感神経が優位になり、入眠がスムーズに。僕のおすすめは、5秒吸って10秒吐く簡単な呼吸法です。


高津からの一言
睡眠は「我慢」や「頑張り」ではなく、あなたの体と心への「ご褒美」です。忙しい毎日でも、少しずつ睡眠の質を意識してみてください。すると、朝の目覚めが変わり、日中のエネルギーもアップしますよ。

トレーニングと同じで、小さな積み重ねが大きな違いを生みます。一緒に、健康なライフスタイルを作っていきましょう!


次回は「食事と睡眠の関係」についてお届けする予定です。お楽しみに!



腎臓の働きと透析の現実、そして予防のために今できること

みなさん、こんにちは!パーソナルトレーナーの高津です。25年間、フィットネス業界でクライアントの健康をサポートしてきて、生活習慣病についてはドクターからも多くの学びを得てきました。

今日は、その中でも特に重要なテーマ「腎臓の働き」「腎臓病予防」についてお話しします。実は、腎臓って私たちの体の中で縁の下の力持ちなんです。でも、その大切さに気づくのは、失ってからでは遅い。だからこそ、今知っておいてほしいことをまとめました。


腎臓の働きって何だろう?
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腎臓は、背中の腰あたりに左右1つずつある小さな臓器ですが、その役割は驚くほど大きいんです。主な働きを簡単にまとめると:


1. 老廃物のフィルター

   血液の中の尿素やクレアチニンといった老廃物をろ過して尿として体外に排出します。1日に約150リットルの血液をろ過しているって知ってましたか?すごいですよね。実際に尿として体外にでるのは1.5リットルです。


2. 水分と電解質のバランス調整

   体内の水分量やナトリウム、カリウムなどのミネラルを調整して、血圧や体調を安定させます。


3. ホルモン分泌で全身をサポート

   赤血球を作るホルモン(エリスロポエチン)や、骨を強くするビタミンDの活性化、血圧調整に関わるレニンというホルモンも腎臓が担っています。


つまり、腎臓が働いてくれないと、体は老廃物で溢れ、むくみや高血圧、貧血など、いろんな不調が起こってしまうんです。  


腎臓という臓器は大半が血管で満たされており、血管に関わる病気(高血圧や糖尿病)の影響をとても受けやすいわけです。

腎臓の病気≒血管の病気です。



透析治療の大変さを実感してほしい


腎臓が機能しなくなると、人工的にその役割を補うのが「透析治療」です。でも、これがどれだけ大変か、ちょっと想像してみてください。
 

- 時間と頻度

  血液透析の場合、週に3回病院に通い、1回4時間あまりの治療時間が必要になります。仕事や趣味の時間が削られ、生活が透析中心になってしまうんです。  


- 体の負担

  透析中は血圧が下がったり、だるさを感じたり。長期間続けると血管が硬くなったり、心臓に負担がかかったりすることもあります。  

- 食事制限

  カリウムやリン、塩分、水分を厳しく管理しないといけない。好きなものを自由に食べられないストレスは、想像以上にキツイですよ。  


僕のクライアントにも透析治療の医院をやってる方がいて、「もう自由に動けないんだ」と涙ながらに話す患者さんがいることを聞いており、その言葉が、今でも胸に刺さっています。


腎臓病を防ぐために、今すぐ始めよう!


腎臓病は「サイレントキラー」と呼ばれるくらい、自覚症状が出にくい。だからこそ、予防が何より大事。ドクターからのアドバイスと僕の経験を踏まえて、日常生活でできることを挙げますね。


1. 塩分を控える

   日本の食卓は美味しいけど、味噌汁や漬物で塩分過多になりがち。1日6g未満を目安にしてみて。減塩醤油やハーブで味付けするのもおすすめです。


2. 水分をしっかり摂る

   腎臓に老廃物を流す力を与えるには、水が必須。1日1.5〜2リットルを意識して。運動する人はもっとね!


3. 適度な運動で血流を良くする

   ウォーキングや軽い筋トレで血圧を整え、腎臓への負担を減らしましょう。僕のセッションでも、腎臓に優しいプログラム提案してますよ。


4. 生活習慣病を管理する

   高血圧や糖尿病は腎臓の大敵。定期検診で血糖値や血圧をチェックして、早めに対策を。


5. 禁煙と節酒

   タバコは血管を傷つけ、アルコールは腎臓に負担をかける。ほどほどにね。


この中でもやはり、血圧の管理、血糖値のコントロールが最も大切です。

高血圧や糖尿病については過去の記事も合わせてご覧ください


最後に


は一度悪くなると元に戻りにくい臓器です。腎臓の治療薬というものがないことからもわかります。

生活習慣を見直すだけで、その機能を長く保てる可能性はグッと上がります。透析の大変さを味わう前に、今できることを始めてみませんか?僕もトレーナーとして、みなさんの健康を全力でサポートします。一緒に元気な体を作っていきましょう!


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_免責事項:私は医師ではありません。医師に相談してください。あなたを特定できる情報を共有しないでください。_

「胃の不調を制する!25年トレーナーが解説する科学的胃ケア法」

いつもご覧いただきありがとうございます。

「食べて、鍛えて、整えて」豊かな人生を創造するパーソナルトレーニングを提供しています、ライフスタイルコーチのLEANBODY(S)です。主に、大阪〜神戸でのご予約をいただいております。

トレーナー歴25年のパーソナルトレーナーとして、多くの方の健康とパフォーマンス向上をサポートしてきました。また、ドクター主催の勉強会で各種疾患に関する知見を深め、運動と健康の関連性を科学的に探求しています。

今回は
「胃を痛める原因」と、それに対するトレーナー視点での実践的アドバイスを解説します。胃の健康はトレーニング効果や生活の質に直結するため、ぜひ最後までお読みください。

胃を痛める主な原因:科学的視点から


胃の不調は単なる一時的な症状ではなく、複数の要因が絡み合って発生します。以下に、勉強会での学びと現場経験から導いた主要な原因を整理しました。

  1. ストレスと自律神経の乱れ
    ストレスは交感神経を過剰に刺激し、胃酸分泌を増加させます。これが胃粘膜を傷つけ、炎症や痛みを引き起こす一因に。クライアントでも、高ストレス環境下で胃の不調を訴えるケースが目立ちます。
  2. 食習慣の不均衡
    高脂肪食や刺激物(カフェイン、辛味成分など)は胃酸分泌を促進し、消化に過度な負担をかけます。また、過食や早食いは胃の蠕動運動を乱し、消化不良を招くことが研究でも示されています。
  3. 運動と消化のタイミング
    食後すぐの運動は、血液が筋肉に優先的に分配され、胃の消化活動が停滞。これが膨満感や不快感の原因に。一方、長時間の空腹状態での運動は、胃酸が胃壁を直接刺激するリスクを高めます。
  4. 薬剤・サプリメントの影響
    非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や一部サプリメントの空腹時摂取は、胃粘膜を直接傷つける可能性が医学的に指摘されています。特にトレーニーに多いプロテインの過剰摂取も要注意です。
  5. 疾患リスク
    胃炎、胃潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ感染、逆流性食道炎などは、慢性的な胃の不調の背景にある可能性があります。これらはトレーナーの範疇を超えるため、専門医との連携が不可欠です。
  ※胃がん患者の99%がピロリ菌に感染したいたというデータもあるようで。胃がんの予防にはピロリ菌検査は欠かせないものになりそうです

トレーナーとして提案する科学的アドバイス


25年のトレーニング指導経験と医学的知見を基に、胃の健康を保ちつつトレーニング効果を最大化するための具体策を以下にまとめました。

  1. 食事タイミングの最適化
    トレーニングの2〜3時間前には、タンパク質(鶏胸肉など)と低GI炭水化物(玄米やバナナ)を組み合わせた食事を推奨。消化酵素の働きを助け、胃への負担を軽減します。食後すぐの運動は避け、消化に必要な血流を確保してください。
  2. ストレス管理のエビデンスベースアプローチ
    腹式呼吸(5分間、1分に6〜8回程度のペース)は副交感神経を活性化し、胃酸分泌を抑制する効果が確認されています。クライアントには、日常生活への取り入れを指導しています。
  3. 水分摂取の戦略
    運動中の水分補給は、1回あたり100〜150mlを15〜20分間隔で。過剰摂取による胃拡張を防ぎつつ、脱水リスクを回避します。常温水を選ぶことで、胃への刺激を最小限に抑えられます。
  4. サプリメント摂取の最適化
    プロテインやアミノ酸は少量の食物(例:全粒クラッカー5g程度)と共摂取することで、胃粘膜への負担を軽減。空腹時摂取は避け、消化吸収効率を高めるようアドバイスしています。
  5. 異常時の早期介入
    胃痛が2週間以上続く、食欲低下や体重減少を伴う場合、トレーナーとして速やかに消化器専門医への受診を推奨します。早期発見が予後を大きく左右します。

結論:胃の健康がパフォーマンスを支える


胃の状態は全身の健康と密接に結びついており、特にトレーニングにおいてはエネルギー供給や回復力に影響します。25年間、数多くのクライアントを指導してきた経験から言えるのは、小さな不調を見逃さず、科学的なアプローチで対処することが長期的な成功につながるということです。胃の不調を感じたら、まずは食習慣や生活リズムを見直し、必要に応じて医療の専門家に相談してください


あなたの目標達成を、全力でサポートします。

糖尿病の合併症とは?パーソナルトレーナーが教えるリスクと予防のポイント

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前回の記事に引き続き、糖尿病関連の話題になります。

今回は、糖尿病の「合併症」についてお話しします。糖尿病って、痛みがないからつい放置しがちですが、血糖値が高い状態が続くと、体の中でじわじわとトラブルが進行するんです。私がトレーニング現場で見てきた経験も交えながら、合併症のリスクと予防のヒントをお伝えします。
早めに知って動けば、防げる可能性は十分あります。

糖尿病の合併症って何?


糖尿病の合併症は、血糖値が高い状態が長期間続くことで、血管や神経がダメージを受けることから起こります。大きく分けると「細小血管合併症」と「大血管合併症」の2つ。どちらも怖いけれど、生活習慣を見直すことでリスクを減らせるんです。

細小血管合併症:小さな血管がSOSを出す

細かい血管が影響を受けるのがこのタイプ。目、腎臓、神経にトラブルが起きやすいです。

  • 網膜症
    目の奥の血管が詰まったり出血したりして、視力低下や失明のリスクが。クライアントさんで「最近目がかすむ」と言う方がいて、健康診断を勧めたら血糖値が高めだったことがありました。早めに気づくのが大事です。
  • 腎症
    腎臓の血管が傷つくと、老廃物を濾過できなくなり、むくみや疲れが出たり、人工透析という治療が必要になることも。こうなる前に予防したいですよね。
  • 神経障害
    手足のしびれや感覚の鈍さが出ます。運動中に「足がつりやすい」と感じる人がいたら、血糖値チェックをおすすめします。

大血管合併症:大きな血管が悲鳴を上げる

こちらは心臓、脳、足の大きな血管がやられるパターン。命に関わることもあるので要注意です。

  • 心筋梗塞・狭心症
    心臓の血管が詰まって胸痛や息切れが。運動中に「胸が苦しい」と感じたらすぐ休んでくださいね。
  • 脳卒中
    脳の血管が詰まったり破れたりするリスクが、糖尿病の人は2〜4倍高いと言われています。予防が鍵です。
  • 末梢動脈疾患
    足の血流が悪くなり、歩くときに痛んだり、ひどいと壊疽で切断なんてことも。トレーナーとしては血流改善が急務だと感じます。

トレーナー目線での予防策


25年トレーナーをやってきて思うのは、「合併症は放置が一番の敵」ということ。逆に言えば、早めに動けば防げる可能性が高いんです。私が現場で実践している予防ポイントを3つご紹介します。

  1. 運動で血流と血糖をコントロール
    ウォーキングや軽い筋トレは血流を良くし、筋肉が糖を使う力を高めます。手っ取り早い方法は、食後に座らず立つ、歩くです。ウォーキングというほど畏まったものではなく単にウロウロするだけでも効果があります。もちろん、ウォーキングや筋トレなど本格的なものができれば、なお良しです。
  2. 食事で血管を守る
    野菜やタンパク質から食べて血糖の急上昇を抑えるのがコツ。白米を玄米に変えるのも効果的です(これについては前回の記事同様に白米+雑穀などでも可能です)。
  3. ストレスと睡眠を整える
    ストレスや睡眠不足は血糖値に悪影響。トレーニング後にストレッチでリラックスする時間をぜひ取り入れてください。

今日からできる小さな一歩


合併症って聞くと怖いですが、「もう遅い」と諦める必要はありません。今日から運動を少し増やしたり、食事の順番を意識したりするだけで、未来のリスクはぐっと下がります。
私がクライアントさんにいつも言うのは、「無理なく続けられることから始めよう」。もし「自分は大丈夫かな?」と思ったら、健康診断で血糖値をチェックして、トレーナーに相談してみてください。

一緒に、あなたの健康を守るプランを作りますよ。早めの一歩が、5年後、10年後の笑顔につながります!


糖尿病予備軍が急増中!パーソナルトレーナーが教える予防と改善の第一歩

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私は25年間パーソナルトレーナーとして皆さんの健康をサポートしてきました

最近、クライアントさんとの会話の中で気になることがあります。それは、「糖尿病予備軍」の方が増えていることです。しかも、痛みや目立った症状がないため、「まぁ大丈夫だろう」と放置してしまう人が多いのが現状です。でも、このままでは大変なことになるかもしれません。

今回は、糖尿病の基礎知識と、トレーナー目線でできる予防・改善策をお伝えします。

糖尿病って何?予備軍とは?


糖尿病は、血液中の糖(血糖値)をうまくコントロールできなくなる病気です。主に「インスリン」というホルモンが関係していて、これが不足したり効きにくくなったりすると、糖が細胞に取り込まれず血管に溜まってしまいます。結果、血管や臓器に負担がかかり、合併症を引き起こすリスクが上がるんです。

「予備軍」とは、まだ糖尿病と診断されるほどではないけれど、血糖値が正常より高い状態の人を指します。厚生労働省の調査では、日本に約1000万人以上の予備軍がいると言われています。

怖いのは、症状がないまま進行すること。

気づいた時には治療が必要な段階になっているケースも少なくありません。


なぜ放置が危険なのか


「痛くないから」と放置していると、血管が少しずつダメージを受け、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病などのリスクが上がります。
私がトレーニング現場で見てきた中でも、「疲れやすい」「最近太った」と感じる人が実は予備軍だった、というケースが多々あります。早めに気づいて動けば、予防も改善も十分可能です。


パーソナルトレーナーが提案する予防・改善策


トレーナーとして25年、健康に向き合ってきた私がおすすめするのは、「運動」と「食事」の見直しです。具体的にどうするか、見ていきましょう。

  1. 運動で血糖コントロールを
    運動は血糖値を下げる即効性があります。特に私がおすすめするのは、ウォーキングや軽いジョギングといった「有酸素運動」と、筋トレを組み合わせたメニュー。筋肉量が増えると、糖を取り込む力が高まり、血糖値が安定しやすくなります。例えば、週3回、30分のウォーキングとスクワットを丁寧に10回×3セットから始めてみてください。クライアントさんには「日常生活に運動を無理なく組み込む」ことを意識してもらっています。簡単には座る時間を減らしとにかつ立つことです。
  2. 食事の見直しで予防を
    食事では、血糖値を急上昇させない工夫が大事。白米やパンなどの精製された炭水化物を控え、玄米に変えるというのが一般的なアドバイスです。ただ、玄米は炊飯がやや大変なことや胃腸が強くない方には消化が困難なこともあり、私は白米に雑穀を混ぜることをお勧めしています。また、野菜やタンパク質(鶏胸肉、豆類など)を先に食べてからご飯を食べる「食べる順番」も効果があります。
  3. ストレスと睡眠も見逃さない
    ストレスが溜まると血糖値が乱れやすくなりますし、睡眠不足もインスリンの働きを悪くします。トレーニング後にストレッチや深呼吸を入れてリラックスする時間を作ったり、夜はスクリーンタイムを減らして質の良い睡眠を心がけてください。睡眠については過去の記事もご覧ください

小さな一歩が未来を変える


 糖尿病予備軍は、生活習慣を見直すことで正常に戻せる可能性が高い状態です。
私がトレーナーとして大切にしているのは、「無理なく続けられること」。いきなりハードな運動や厳しい食事制限をする必要はありません。週に1回でも運動を増やし、少しずつ食事を意識する。それだけで、5年後、10年後の自分が「ありがとう」と言ってくれるはずです。

もし「自分は大丈夫かな?」と気になったら、まずは健康診断で血糖値をチェック。そして、私のようなトレーナーに相談してみてください。一緒に、あなたの健康を守るプランを考えましょう。放置せず、今日から一歩踏み出してみませんか?


ブログの管理人紹介
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   高 津 さとし


LEANBODY(S)TYLE
since1999

広島県出身 1975年生まれ
大阪・兵庫を中心に活動するパーソナルトレーナーです。

「鍛」ワークアウト
「食」ダイエット
「整」コンディショニング
強さと美しさを手にいれて人生100年時代をアクティブに生きる
豊かな人生を創造する・・・
それがLEANBODY(S)TYLEパーソナルトレーニングです
    
★トレーニング指導暦26年
■NSCA-CPT取得 
■NSCA-CSCS取得
■JFSA-トレーニング指導士取得
■食アスリート協会・シニアインストラクター

■健康食育ジュニアマスター
    
○GOLD'S・GYM公認パーソナルトレーナー
○株式会社ヴェルディーク・テクニカルアドバイザー
○スポーツトレーナー協会NESTA JAPAN公認講師
○JOTスポーツトレーナー学院・校長

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