室内でやるなら「体操」
加えるなら「筋トレ」
「歩く」は、50歳以上の方にとって最も始めやすく、関節に負担の少ない運動です。特別な準備はいりません。、近所の公園や商店街を30分ほど歩くだけで、心臓や肺の働きがぐんと良くなります。
ただし、現代の日本人は歩行動作が崩れている方も多いため、そのまま歩くことでスポーツ障害につながる恐れもあります。初めはトレーナーの手解きを受けて正しい歩き方をマスターされるともっと良いでしょう。
1日5,000歩からスタートし、慣れてきたら7,000歩を目指してみましょう。ご近所仲間とおしゃべりしながら歩けば、気分も上々! 日本の美しい季節――春の桜や秋の紅葉を楽しみながら歩くのは、心の健康にもいいですよ。
室内での体操は、雨の日や忙しい日でも続けやすい味方です。テレビを見ながらできる簡単なストレッチや、昔なじみのラジオ体操がおすすめ。朝や夕方に10分、首や肩、腰をゆっくり動かすだけで、体のこわばりが和らぎます。50歳を過ぎると柔軟性が落ちがちですが、毎日少しずつ続けることで、階段の上り下りや家事がラクに!
体操の基本は「関節」を正しく動かすことにつきます。楽にスムーズに動く範囲で反復していくこと、自分が心地よいと感じるリズムや量をやることがポイントです。
「筋トレ」と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、中高年には「安全」がキーワード。自宅でできるスクワットや、ペットボトルを持った簡単な腕の運動から始めると良いです。週2回、10分程度でOK。たとえば、キッチンで料理の合間にスクワットを5回。まずは何より習慣化が大事です。
筋肉は年齢とともに減りやすいですが、続けることで「孫と遊ぶ体力」や「旅行を楽しむ元気」がキープできます。転倒予防にもなるので、未来の自分へのプレゼントだと思って始めてみませんか?
個人的には、スクワットはマストな運動だと思っています。
50歳以上の方にとって、運動は「無理なく楽しく」が大切です。最初は「1日10分歩く」だけでも立派な一歩。好きな音楽を聴きながら体操したり、趣味のガーデニングの後にストレッチをプラスしたり――生活にちょこっと運動を織り交ぜてみましょう。完璧を目指さず、「まあ、こんなもんでいいか」と気楽に続けるのが、長続きのコツです。1か月後、鏡で姿勢が良くなっている自分に気づくかもしれませんよ!
歩く、体操、筋トレ。この3つを少しずつ取り入れるだけで、体力は確実にアップします。体力がつくと、趣味や旅行、家族との時間ももっと充実します。「まだまだこれから!」という気持ちで、一緒に一歩踏み出しましょう。
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