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日本における平均寿命は年々伸びており、世界でもトップクラスの長寿です。2023年の時点で87歳となっています。
一方、健康寿命は74歳となっており、寿命とは10年以上の開きがあります。
健康寿命の絶対的な定義は難しいのですが、概ね他人の手を借りずとも自立して生活できる健康状態にある年齢を指します。
重篤な内臓系の疾患や、運動器に障害があれば生活に不自由しますが、そのようなことがない状態でいられる年齢のことです。
平均値を例に見ると、87歳まで寿命を全うできるが、後半の10数年は自立した生活ではない年数が含まれるということです。歳がいけばある程度は仕方ないことかもしれませんが、単に長生きではなく「元気で長生き」をしたいと思うのではないでしょうか?
この健康寿命を決定づけているものは、結論「体力」だそうです。
(樋口満著 健康寿命と身体の科学 講談社ブルーバックス より)
体力とは、肉体的な面で言えば、体格・体組成つまり体型がよいこと。それから筋力、持久力、柔軟性、巧緻性など身体を動かす総合力のことです。
精神面も無視できず、意欲、意志力などが含まれます。
防衛面として風邪のひきにくさや、胃腸の強さ(しっかり食べれる)も広い意味で体力です。
ニンゲンは二十歳を過ぎれば体力は低下し始めます。
20歳や30歳は若い!と言われますが生物的には下降曲線に入ります。
現在、日本国民の平均年齢は48.6歳。
実はこの年齢から体力の下降曲線が急なものになっていきます。
20代、30代は生理学適応による体力の右肩上がりを実現させ、50代以降の方はその下降曲線を緩やかなものにしていくことがマストになります。
様々ある体力要素ですが、「筋力」と「持久力」は柱となる要素となります。酸素を全身に送り利用する能力と、重力に打ち勝つ筋力。
この二つをできるだけ維持・向上させたいものです。
それぞれの方法論に関してはまた別の機会に論じるとします。
重要なのは、「ちょっとキツイ」ことをやることです。
キツイは主観的で人により違いますので、他人がやっていることに合わせる必要はありません。
トレーニングは継続していると、向上するので、おなじ内容なら楽に感じるようになりますので、そうしたらまた次の自分なりの「ちょっとキツイ」を目指してやるのです。
ちょっとキツイ。だけど、身体を動かしていること自体は「快適」さを感じる必要があります。
不自然な動き、無理したら力んだ動きでは快適ではありません。
この辺りは、闇雲に動くのではなく、正しく動くという練習は必要になります。
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